亜鉛ってなに?サプリでも効果はある?男性には特にうれしい効能が!

サプリ

亜鉛とは何か、どんな働きをしているかご存知ですか?

実は、亜鉛は私たちが生きる上で、とても大切な働きをしています。
そして男性のある悩みも解消してくれますよ。

そんな亜鉛の働きや効果をご紹介します!

亜鉛とは?

亜鉛は成人の体内に約2g存在し、主に筋肉と骨に含まれています。しかし、皮膚や肝臓、脳、膵臓、腎臓、前立腺などほとんどの臓器にも存在し、たんぱく質を作る酵素の材料として使われています。

人間に必要な必須ミネラル16種のひとつですが、体内では作り出すことができないので、食事やサプリから摂取しなくてはいけません。

亜鉛の働きは?

亜鉛はたんぱく質を作る酵素の材料です。そして、味覚を感じる細胞や免疫力の向上にも大切な働きをしています。

免疫力を上げてくれる

亜鉛は免疫システムに関わる細胞のたんぱく質の構成に関わっています。なので、亜鉛が不足すると免疫細胞の働きが弱くなるので、感染症にかかりやすくなります。

髪や肌のアンチエイジング効果

身体の細胞にダメージを与える活性酸素を除去する酵素の成分なので、アンチエイジングや美容の効果もあります。健康な髪を作る働きを活発にしてくれる効果もあるので、抜け毛予防や白髪予防にもなります。

成長や発育を促してくれる

DNAの合成や骨の成長に必要な栄養素で、胎児や乳児、子どもの発育に重要な役割を果たしています。不足すると成長障害を起こすことがあります。

生殖機能の向上

男性の前立腺や性腺に含まれていて、男性ホルモンや精子を作る働きに関係しています。なので、亜鉛が不足すると性的な機能が低下することがあります。

うつ状態の改善

亜鉛が不足すると脳の機能に影響を及ぼすことがあり、その結果、精神障害が起こり、うつの症状が現れる可能性があります。

男性にとってうれしい亜鉛の効果

男性にとっての亜鉛のうれしい効果は主に2つあります。

生殖機能の向上

亜鉛は男性の前立腺や精巣にも多く存在しています。亜鉛が欠乏すると精巣にも影響があり、生殖機能が低下することが分かっています。妊活をしているご夫婦にとって、亜鉛はとても大切ですよね。

AGAの予防

もうひとつのうれしい効果は、薄毛の予防効果です。男性は年を取っていくと、男性型脱毛症(AGA)を発症する可能性が高くなっていきます。

AGAを発症する原因はいろいろありますが、男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼが増えるとAGAを発症しやすいことが分かっています。亜鉛はその5αリダクターゼを抑制する働きがあります。

そして、これは女性にも言えることですが、亜鉛は健康な髪を作る働きを活発にしてくれます。亜鉛を摂っていれば必ずAGAを防げるというわけではありませんが、抜け毛予防や白髪予防にもなります。

おすすめ亜鉛サプリメント

DHC亜鉛

1カプセルで15mgの亜鉛とクロム、セレンが含まれています。
クロムは、血糖値や血圧、コレステロールを下げてくれる働きがあります。セレンは、抗酸化作用があり、老化や癌防止の働きがあります。

DHCはどこにでも売っていて、そこまで高くないのでおすすめです。私もこれを飲んでいます。細長いカプセル状なので、錠剤が苦手な方でも飲み込みやすいですよ。

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ディアナチュラスタイル亜鉛

1錠で亜鉛14mgとマカエキス10mgが含まれています。
マカエキスには成長ホルモンの促進する効果や免疫力向上の効果があります。

値段が安いのでおすすめです。錠剤なので、飲んだ後ににおいや味が気になる方も・・

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大塚製薬ネイチャーメイド亜鉛

1錠で10mgの亜鉛が含まれています。こちらは少し大きめな錠剤になっています。

>>公式サイト

亜鉛サプリの効果は?

体内で作れない亜鉛。サプリや食事から積極的に摂取する必要があります。しかし、毎日亜鉛を含む食べ物を摂ることはむずかしいですよね。サプリなら毎日飲むだけでいいので簡単です。

しかし、持病がある人は主治医に相談してから飲んでくださいね

亜鉛サプリはいつ飲めばいい?

夜に飲むのがおすすめです。なぜなら、夜に飲めば睡眠中に亜鉛の成分が身体に吸収されやすくなります。そして、良質な睡眠を取ることができます。空腹時に飲むと気分が悪くなる人もいるので、食後に飲むことをおすすめします。

亜鉛の1日の摂取量

日本人の1日の食事での摂取推奨量は、18~74歳の男性で11㎎、75歳以上の男性で10㎎、18歳以上の女性で8㎎となっています。

亜鉛を摂りすぎるとどうなる?

ふつうの食事で亜鉛を摂りすぎる可能性は低いですが、亜鉛を摂りすぎると銅欠乏、貧血、吐き気、嘔吐、食欲不振、胃痙攣、下痢、頭痛などの症状が現れることがあります。

亜鉛摂取の安全な上限は成人で1日40mgになります。

亜鉛を含む食べ物は?

亜鉛は体内では作れないので、亜鉛を含む食べ物を積極的に食べることが大切です。私は医療機関で勤務しているのですが、循環器外来の医師が患者に意識して亜鉛を摂るように指導しているのを見かけます。それぐらい気をつけないと、生活の中で亜鉛を必要量摂取することはむずかしいようです。

亜鉛を多く含む食べ物は・・

  • 牛赤身肉
  • 豚レバー
  • 牡蠣
  • 油揚げ
  • たまご
  • カシューナッツ

特に牡蠣には100gあたり亜鉛14.5㎎が含まれています。そして、豚レバー100gあたり6.9㎎の亜鉛が含まれています。牡蠣やレバーをたくさん食べることはむずかしいですが、積極的に食べるようにしたいですね。

まとめ

  • 亜鉛はさまざまな臓器の働きに関わっている
  • 亜鉛は体内で作ることができない
  • 亜鉛は免疫力向上、アンチエイジングの効果がある
  • 亜鉛は男性の生殖機能向上や男性型脱毛症の予防の効果がある

私たちが生きていく上で欠かせない亜鉛。食事からたくさん摂るのはむずかしいですが、サプリなら簡単に摂取することができますよね。亜鉛を毎日摂取して、元気に毎日を過ごしましょう!