ミネラルって何?サプリから摂取してもいい?どんな効果があるの?

サプリ

「ミネラル」はよく聞く言葉ですよね。

しかし、ミネラルとは何か、ミネラルが何に含まれているのか、ミネラルはどんな働きをしてくれているのか、くわしく知っている人は少ないかもしれません。

なので、今日はミネラルについて調べてみました! 健康に気を遣っている人や、最近体調が優れない人は必見です!

ミネラルってどんなもの?

ミネラルとは、無機質と呼ばれる岩や土に含まれる成分のことです。無機質はたくさんの種類があり、なんと現在114種類の成分が発見されています!

その中で私たちの身体に必要なミネラルは必須ミネラルと呼ばれています。身体の組織を作ってくれる材料で、身体の働きを維持してくれる働きがあります。

必須ミネラルはナトリウム、マグネシウム、リン、硫黄、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素が必須ミネラルの16種類です!

しかし、ミネラルは身体の中で作ることができません。なので、食品やサプリから摂取する必要があります。

1日のミネラル推奨摂取量は?

成分 男性 女性 主な働き
ナトリウム 7.5g 6.5g 細胞の浸透圧を維持
マグネシウム 340mg 270mg 酵素を活性化する
リン 1000mg 800mg 歯や骨の形成
硫黄 決まっていない 決まっていない 髪、皮膚、爪などの合成
塩素 決まっていない 決まっていない 胃酸の構成
カリウム 2500mg 2000mg 細胞の浸透圧
カルシウム 800mg 650mg 骨の形成
クロム 10μg 10μg 糖の代謝
マンガン 4mg 4mg 成長と生殖に
7.5mg 10.5mg 酸素の運搬
コバルト 決まっていない 決まっていない ビタミンB12の構成
0.9mg 0.7mg 鉄の働きを助ける
亜鉛 11mg 8mg 酵素の構成要素
セレン 30μg 25μg 抗酸化作用
モリブデン 30μg 25μg 造血機能
ヨウ素 130μg 130μg 甲状腺ホルモンを作る

>> 厚生労働省の日本人の食事摂取基準

おすすめのミネラルサプリ

たくさんあるサプリの中でおすすめのものをご紹介いたします。

DHCマルチミネラル

Amazonサイト

錠剤タイプです。1日3錠飲んでください。
カルシウム250mg、マグネシウム125mg、鉄7.5mg、亜鉛6.0mg、銅0.6mg、マンガン1.5mg、ヨウ素50.8μg、セレン30.2μg、クロム28.3μg、モリブデン10.5μgの10種類のミネラルがバランスよく配合されています。現代人に不足しがちなミネラルを効率よく摂取することができます。

1日の推奨摂取量に足りていない成分は、カルシウム、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、モリブデンです。食事からも積極的に摂取してください。

ネイチャーメイド マルチミネラル

Amazonサイト

錠剤タイプです。1日1錠飲んでください。
ナトリウム0.002mg、カルシウム250mg、マグネシウム125mg、亜鉛6mg、鉄4mg、銅0.6mg、セレン50μg、クロム20μg配合。ミネラルの他に、ビタミン12種類が配合されているサプリです。

1日の推奨摂取量に足りていない成分は、カルシウム、マグネシウム、鉄です。食事からも積極的に摂取してください。ナトリウムは簡単に食事から摂取することができるます。

ディアナチュラスタイル マルチミネラル

Amazonサイト

錠剤タイプです。1日3錠飲んでください。
カルシウム240mg、マグネシウム110mg、鉄7.5mg、亜鉛6.0mg、銅0.5mg、マンガン3.0mg、セレン20μg、クロム30μg、ヨウ素80μg、モリブデン17μgの必須ミネラルが配合されています。

1日の推奨摂取量に足りていない成分は、カルシウム、マグネシウム、モリブデンです。食事からも積極的に摂取してください。

Eidonマルチプルミネラル

iHerbサイト

液体のサプリメントです。液体なので、錠剤よりも速く吸収されます。1日2mlを食事や飲み物に混ぜて飲んでください。
カルシウム2.25mg、鉄0.02mg、ヨウ素1.0μg、マグネシウム2.25mg、亜鉛0.14mg、セレン1.0μg、マンガン0.045mg、クロム1.0μg、カリウム0.5mgが配合されています。

すべての成分が1日の推奨摂取量に足りていません。錠剤が飲み込みづらい子どもやお年寄りの栄養補給の補助としては良いですね。
こうして見ると、カルシウムとマグネシウムはマルチミネラルのサプリとは別に、単独でサプリを摂取すると良いようですね。

ミネラルサプリはいつ飲めばいい?

食後に摂取すると吸収されやすくなるので、食後がおすすめです。

ミネラルサプリに副作用はある?

副作用はありませんが、摂取し過ぎると健康被害が起こります

ミネラルを摂り過ぎるとどうなる?

ナトリウムは塩分です。なので、ナトリウムを摂り過ぎると、むくんだり血圧が上がってしまいます。

マグネシウムを摂り過ぎると、下痢を起こすことがあります。

他にも、ミネラルを摂り過ぎることによって起こる症状はさまざまです。

ミネラルが不足するとどうなる?

逆に、ミネラルが不足するとどうなるのでしょうか。

例えば、夏にたくさん汗をかくと、身体の中のナトリウムやカリウムなどのミネラルが減っていき、熱中症になってしまいます。

カルシウムが不足すると、骨が折れやすくなったり、骨粗鬆症になります。鉄が不足すると、貧血になります。

このように、ミネラルは不足しても過剰に摂り過ぎても身体によくありません。バランスが大切です。なので、サプリの摂り過ぎには注意してくださいね。

ミネラルを含む食品は?

ミネラルは食品から摂取することもできます。

ご存知のとおり、カルシウムは乳製品に、亜鉛は魚介類に多く含まれています。

しかし、おすすめの食材は味噌とナッツです。

味噌

味噌の原料大豆には、たんぱく質が多く含まれています。そしてビタミンB郡やナイアシン、葉酸、食物繊維、必須アミノ酸9種類、そしてミネラルはナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛など、味噌には身体に良い栄養素がたくさんの栄養素が含まれています。

アレンジは無限大なので、毎日食べることができますよね!

ナッツ

ナッツは栄養価の高い食品です。ビタミン、食物繊維、そしてマグネシウム、カルシウム、カリウム、リン、鉄、銅、亜鉛などのミネラルを豊富に含んでいます。

そして、ナッツは血圧の上昇を抑えて、心疾患、糖尿病、がん、メタボリックシンドロームなどの病気のリスクを減らしてくれる効果があります。しかし、カロリーは高いので、食べ過ぎには注意してくださいね。

ミネラルを含む飲み物は?

麦茶やスポーツドリンクなど、ミネラル配合と書かれた飲み物はたくさんありますよね。
しかし、糖分が含まれるものが多いので、飲み過ぎには注意しましょう。

まとめ

私たちの生活に欠かせない成分、ミネラル。不足しても摂り過ぎても、バランスが崩れるのでよくありません。上手にサプリと食品からの摂取を取り入れて、毎日健康的に過ごしましょう!