ケトジェニックで痩せない原因は6つ!その対策をケース別にご紹介!

ダイエット 健康

ケトジェニックについてネットなどで調べていると、意外と目につくのが

いぬ
いぬ
やってみたけど痩せなかった

という意見です。

こういう意見を見ると、現在取り組んでいる方もこれから取り組もうと思っている方も

くま
くま
自分も失敗しちゃうのかな?

と思ってしまいますよね。
私も気になったので、ケトジェニックで痩せない原因は何なのか色々と調べてみました。
今回は特に陥りがちなケトジェニックで痩せない原因について、その失敗に陥らないための対策も含めてご紹介します。

現在ケトジェニックに取り組んでいる方はもちろんですが、これからケトジェニックにチャレンジする方も、気を付けたいポイントとして事前にチェックしておいてくださいね!

ケトジェニックは痩せるのか?

成果が出ないと、本当にケトジェニックって痩せられるの?と疑いたくなってきますよね。
ケトジェニックに関する口コミなどを調べてみると、

ねこ
ねこ
順調に体重が減ってるよ!

という人もいれば、

ケトジェニックやってるけど全然効果が出ない、、、。
もうやめようかな、、、。
いぬ
いぬ

という人もいます。

痩せるのか痩せないのか分からなくなってきてしまいそうですね。
結論から言いますと、ケトジェニックで癒せることはもちろん可能です。

参考動画はこちら

実際にバターコーヒーを利用したケトジェニックに取り組んだ体験談もご紹介しておきます。
以下の記事はどちらもケトジェニックでダイエットに成功した事例です。
ケトジェニックに取り組むモチベーションも得られますので、是非参考に読んでみてくださいね!

参考記事はこちら


このように成功している人が居る一方で、痩せないことに悩んでいる人がたくさんいるのは何故でしょう?
ポイントはケトジェニックを正しい方法で行えているかということです。
実は、ケトジェニックは正しい方法で行わないとなかなか思うような成果が出ません

いぬ
いぬ
せっかく頑張ってるのに、ぜんぜん効果が出ないよ~、、、。

そんな風にならないためにも、ケトジェニックに取り組む上でよくみられる痩せない原因について整理してみましょう。
それぞれの原因への対策も調べてみましたので、そちらも合わせてチェックしてくださいね!

痩せない原因とその対策

ケトジェニックに取り組んでいて痩せない原因として、よく見られるのが以下の6つです。

  1. 期間が短すぎる
  2. 基礎代謝が低すぎる
  3. 脂質が十分に摂れていない
  4. 知らず知らずに糖質を摂ってしまっている
  5. 糖質を極端にカットしすぎている
  6. タンパク質の摂取を疎かにしている

一つずつ順番にご紹介していきますね。

1.期間が短すぎる

効果が出ない原因の一つとして、そもそも取り組んでいる期間が短すぎる可能性があります。
ケトン体が体内で生成されるようになってから痩せてくるまでにも1~2週間のタイムラグがあると言われています。

ケトジェニックの効果が出るまでの期間は人によって様々です。
早い人では1~2週間で効果を実感できる人もいれば、効果が出始めるまで1か月以上かかる人もいます。
1~2週間やっただけで成果が出ないと諦めないで、そもそもケトジェニックは時間がかかるものなんだと思って続けるのが大切ですね。

ケトジェニックの効果が表れるまでの時間は人それぞれ。
短期間で痩せなくても諦めずに続けるのが大切!

参考記事はこちら

参考動画はこちら

諦めずに続けるのが大切とはいえ、何の成果も感じられないまま、ただひたすらに続けるのはつらいですよね。
目で見てはっきりとわかる効果を実感しながら取り組むのも、長続きさせる秘訣です。
ケトジェニックの効果を実感するためにも、体内でケトン体生成がちゃんと起こっているのかを確認してみるのも良いかもしれませんね。

ケトン体生成が起こっているかを確認する方法としては、呼吸式ケトンメーターケトスティックスなどがあります。

参考動画はこちら

細かな成果でもいいので、実感しながらだと継続もしやすいですよ!

2.基礎代謝が低すぎる

ケトジェニックについて調べているとよく見かけるのが、

ねこ
ねこ
運動しなくても痩せられるよ!

という意見ですが、これには落とし穴がありそうです。

何もしていない状態で消費されるエネルギーのことを基礎代謝と言います。
基礎代謝とは、言い換えればその人が生きていくうえで最低限必要なエネルギーのことです。
この基礎代謝が高いと何もしていなくても高いエネルギーを消費するわけですから、より痩せやすくなります。

問題はこの基礎代謝は人によって多かったり少なかったりするということです。
普段から体を使っている人はこの基礎代謝が高く、逆に普段あまり運動をしない人は低くなります。
基礎代謝が低いことも痩せない原因の一つと考えられます。

運動と聞くとジョギングなど意識的に体を動かすことだと考えがちですが、普段の生活の中でも知らず知らずに体を使っています。
例えば毎日通勤で数キロ歩く人と、マイカー通勤の人では運動量が違いますし、立ち仕事が多い人とデスクワークの人でも全然違ってきます。

つまり、普段から無意識にでも体を使っている人は運動を意識しなくてもそもそも基礎代謝が高いためケトジェニックに取り組むと体重が減りやすい傾向にあります。
一方、体を使わないライフスタイルの人は基礎代謝が低いため、ケトジェニックに取り組んでもエネルギー使用量が元々低いため、体脂肪が燃えにくく、結果的に体重も減りにくくなってしまいます。

基礎代謝を上げる方法は、ズバリ、筋肉量を増やすこと。
それには運動することが必要です。
運動の中でも、ウォーキングなどの有酸素運動ではなく、筋トレなどの無酸素運動が筋肉を発達させるのには、より有効です。

運動(特に筋トレなどの無酸素運動)をして筋肉を発達させ、基礎代謝を上げる

下の記事ではダイエットに効果のある運動や、自宅でできる手軽な筋トレメニューについてご紹介していますので、気になった方は是非読んでみてくださいね!

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3.脂質が十分に摂れていない

ケトジェニックダイエットでは脂質の摂取がポイントになります。
しかし、それまでの生活では脂質はむしろ避けてきたケースも多く、かなり意識しなければケトジェニックにおいて求められる充分な脂質の摂取をすることは難しいです。

いぬ
いぬ
知らず知らずのうちに脂質が不足していた、、、。

ちゃんと意識していないと、いつの間にかそんな状態になっている事も十分あり得ます。

人間が活動するうえで必要なエネルギーの源はタンパク質、脂質、炭水化物の3つです。
この3つを三大栄養素と呼び、これらからのエネルギー(カロリー)摂取の割合を表すのがPFCバランスです。
ちなみにPFCバランスのP、F、Cはそれぞれタンパク質(Protein)、脂質(Fat)、炭水化物(Carbohydrate)の頭文字を取っています。

参考動画はこちら

上の動画でも語られていますが、通常推奨されているPFCバランスはおよそP:F:C=2:2:6くらいになっています。
一方、ケトジェニック中のエネルギーバランスはP:F:C=3:6:1と言われており、この数値を比較しても通常時とケトジェニック中では食事に対する意識をかなり変えないといけないのが分かりますね。

脂質の摂取を意識する

4.知らず知らずに糖質を摂ってしまっている

脂質不足になりやすい一方で、糖質過多にもなりやすいので注意が必要です。
自分では気を付けているつもりでも、知らないうちに糖質を余分に摂ってしまっているケースもよくあります。
ケトジェニック中に一日に摂取できる糖質の量は約50gです。
この数値をしっかり意識しましょう。

また、意外な食材に実は糖質が多く含まれている場合もあります。
食材の糖質量をチェックするクセを付けておくと、うっかり糖質を摂りすぎてしまうリスクを減らせますよ。

参考記事はこちら


加工食品は忙しい時などの強い味方です。
しかし、あまり加工食品に頼りすぎると、糖質のコントロールが難しくなると言う面もあります。
ケトジェニック中はなるべく自炊を心がけるのがいいでしょう。

参考記事はこちら

食品に含まれる糖質量を意識しよう
自炊を心がけよう

5.糖質を極端にカットしすぎている

ケトジェニックも糖質制限ダイエットの一種ですが、糖質を摂らなさすぎるのも問題です。
極端な糖質制限を行うと、疲れやすい体になってしまったり集中力が低下してしまったりする危険性があります。

また、糖質はグリコーゲンとして体内に蓄積されているのですが、このグリコーゲンが脂肪の燃焼に深くかかわっています。
ケトン体の燃焼にはクエン酸回路が使われているのですが、グリコーゲンが無いとこのクエン酸回路の効率が悪くなり、結果として脂肪の燃焼効率も低下してしまいます。

糖質を極端に減らしたダイエットを行って仮に目標体重まで減量できたとしても、その後通常の食生活に戻った時に急激な糖質摂取量の増加に体が対応できず血糖値が不安定になり様々な悪影響が出る可能性もあります。

関連動画はこちら

ケトジェニックなどの糖質を制限するダイエットをしていると、糖質が完全な悪者に見えてきてしまいますが、糖質も生きていく上で必要な栄養素の一つです。
先ほども触れましたが、ケトジェニックダイエット中に摂取して良い糖質量の目安は一日に約50gです。
この数字を意識し、少なすぎず、多すぎない糖質摂取量を心がけましょう。

くま
くま
糖質は炭水化物や砂糖など以外の食物にも含まれるよ。
すべての食材からのトータルの糖質摂取量が一日50gなので、その点は注意しようね。
一日に糖質50gは摂るようにする

6.タンパク質の摂取を疎かにしている

ケトジェニック中でもタンパク質の摂取は重要です。
タンパク質は体の組織の元になる栄養素で、もちろん筋肉もタンパク質から出来ています。
しっかりタンパク質を摂り、そして先ほども触れました運動をしっかりやって筋肉を発達させることができます。
その結果基礎代謝が上がり、痩せやすい体になります

反対にタンパク質が不足していると基礎代謝が低いままで、なかなか脂肪が燃えやすい体になりません。
先ほどご紹介したPFCバランスを意識して、タンパク質もしっかり摂取しましょう。

タンパク質もしっかり摂取する(PFCバランスを意識しよう)

ケトジェニック後も大事

ケトジェニックでダイエットに成功し、理想のカラダを手に入れたとしてもそれで油断してはいけません。
ケトジェニックのもう一つの失敗、それはリバウンドです。

ケトジェニックが終了したからと言ってすぐに元の食生活に戻してしまうと、それまで抑えられていた糖質が一気に体内に取り込まれてしまいます。
その結果、折角脂質が燃えやすい体になっていたのが糖質制限前の脂質が燃えにくい体に戻ってしまいます。

一気に元の食生活に戻すのではなく、一か月ほど時間をかけて、元の食生活に戻していきましょう。
例えば朝昼晩の食事の内、一食ずつ糖質を増やしていくなどの方法がおすすめです。

また、完全に糖質制限前の生活に戻ってしまうと、当然元の体形に戻ってしまいます。
ダイエットは一時的に頑張るものという考えは、思い切って捨てるべきだと私は思います。
ケトジェニックは生活習慣を変えるきっかけだと思うと良いのではないでしょうか。

  • 運動を継続する
  • 食生活を見直す
  • 睡眠、食事時間などの生活習慣を見直す

などを継続的に行って、体形維持に努めましょう。

まとめ

  • ケトジェニックは正しい方法で行わないと痩せない
  • ケトジェニックに失敗する理由は主に6つあり、それぞれに対策がある。
  • ケトジェニック後も油断しないことが重要

今回はケトジェニックで痩せない原因についてご紹介いたしました。
6つの原因についてご紹介しましたが、どれも意識して気を付けていないと陥ってしまいそうなものばかりでしたね。

現在ケトジェニックに取り組んでいる方にも、これからチャレンジしようと思っている方にも、この記事が少しでも理想のカラダに近づく助けになれば私もうれしいです。
気を付けるべきポイントを押さえて、ケトジェニックを成功させましょう!