ストレッチポールがあれば自分でラクに骨盤調整できる!その方法は?

ストレッチ 健康

姿勢が悪い、X脚・O脚などでお悩みのあなたは、骨盤が「ゆがむ」という表現を聞いたことがあると思います。
では、骨盤がゆがむと体がどうなってしまうのか、ご存じでしょうか?

ねこ
ねこ
いろんな体調不良を起こしたりすることがあるんです!

この記事では骨盤がゆがむ原因と、ストレッチポールを使ってカンタンに骨盤調整を行う方法をご紹介していきます。

ストレッチポールとは

意識的に筋肉をゆるめたいときに使う、円柱状の道具を「ストレッチポール」と言います。
自分の体重という安全な負荷によって、骨盤を正しい位置へ導いてくれる優秀なアイテムです。

ねこ
ねこ
降りた時、床に背中が吸い付くような感覚はやみつきになりますよ。

ストレッチポールの効果

  • 体の柔軟性を高める
  • 関節の可動域を広げる
  • 呼吸を整える

ストレッチポール公式ブランドサイト

骨盤がゆがむ原因と体の見た目バランスについて

骨盤にはたくさんの筋肉がついており、これらの筋肉が硬くなったり衰えたりすると、骨盤がゆがむ原因になります。

こうして姿勢は悪くなる!

これは、骨盤と背骨をつみきに例えるとイメージしやすいです。
たとえば、一番下の土台となるつみきを骨盤としましょう。

ここから上に、他のつみき(背骨)を積み上げていきたいのですが、一番下のつみきが斜めになっていたり、ゆがんでいたりすると上につみきが積み上げられなくて崩れてしまいますよね。

もしくは、積みあがったとしても左右どちらか一方にずっと負担をかけ続けたままの状態になります。これがヒトの体になった場合はどうでしょうか。

骨盤の上に背骨が乗って、つながっているので体がゆがみ、見た目のバランスがとても悪くなります。

ねこ
ねこ
負担になっている部分から体の不調につながるんだね。

姿勢の悪さからくる不調

姿勢が悪いということは首・肩・腰の痛みも出やすいでしょう。
体の中がゆがむということは、腸の動きが悪い、それ以外の臓器の動きも悪くなります。

  • 代謝が下がる
  • 太りやすい
  • 便秘につながる

参考記事はこちら

ストレッチポールを使った骨盤調整

骨盤を整えることができれば、悪くなった姿勢によるさまざまな不調を改善できます。

骨盤のゆがみを調整するには、日々の姿勢を意識することと筋肉や関節をゆるませて、体のアンバランスさを解消する必要があります。

ストレッチポールは、上に寝るだけで骨盤や股関節を正しい位置に近づけ、緊張した周囲の筋肉をゆるめることができるのでおすすめです。

使用後は、体が軽くなる・関節が動かしやすくなるなどの効果が実感しやすいところも嬉しいポイントです。

骨盤スライド

骨盤の左右のゆがみを整えるエクササイズです。
以下の動きを繰り返し行います。

  1. ストレッチポールの上に、あおむけで寝る
  2. 骨盤を左右に、スライドさせる

骨盤を左右に揺らすことで、緩みすぎず、締まりすぎずの正しい骨盤の状態を作ります。個人差はありますが、これを行うだけで身長が伸びた方もいます。実際に1年間継続的にストレッチを行っている筆者も健康診断の測定で1cm背が伸びていました。

ストレッチポール®公式ブログより引用しています。

参考動画はこちら

フロッグキック

骨盤のバランスを整え、股関節まわりの筋肉をほぐすエクササイズです。
以下の動きを繰り返し行います。

  1. ストレッチポールの上にあおむけで寝て、右足を伸ばし左足は曲げる
  2. 右足を内側に倒し、そのまま膝を曲げる
  3. 膝を曲げたら、ゆっくりと膝を外に倒す
  4. 足を滑らせて伸ばしていき、もとの位置に戻す

私も動画を参考にしながら、実際に行ってみました。
あおむけになって片足ずつ平泳ぎをしているような動きで、最初は股関節がパキパキと音を立てて引っかかる感覚があったのが、慣れてくるとスムーズに動かせるようになりました!

参考動画はこちら

骨盤の役割とは

  • 内臓を支える
  • 上半身と下半身をつなぐ

骨盤は背骨とつながっており、骨盤がゆがむと背骨もゆがむ傾向にあります。
ストレッチポールできたえられるインナーマッスルは、骨盤を支えたり姿勢を保つ役割があるので、意識的に整えていきたいですね。

骨盤調整の効果をあげるポイント

骨盤だけでなく股関節の位置や悪い姿勢を直すストレッチも一緒に行うと効果が出やすくなります。特に、お尻の筋肉や太もも周りを中心にアプローチするといいでしょう。

骨盤後傾・O脚タイプを整える方法(動画紹介)

オーバーストレッチには気をつけて!

ストレッチはあくまでも「ゆるめる」ことが目的なので、伸ばしすぎには注意が必要です。
オーバーストレッチと言って、伸ばしすぎたことで痛みがでできてしまうこともあります。

ストレッチポールは普段動かさない筋肉や筋を使うため基本のストレッチで体を慣らしてから骨盤調節を行いましょう。

まず、あおむけで寝ながら30秒、深呼吸をします。
その後、肩甲骨を回すなど上半身からゆっくり動かしていくと、体への負担が少なく筋肉をほぐすことができます。

基本ストレッチの参考動画はこちら

後半には、先ほど紹介した骨盤スライドも行っていますよ。

まとめ

  • ストレッチポールは、筋肉をゆるめるときに使用する道具
  • 骨盤は体の土台であり、内臓を支えるなど重要な役割がある
  • ストレッチポールを使うと、自分で骨盤調整ができる

まずは、前屈などで自分の柔軟性をチェックし、固いと感じるようならストレッチを取り入れてみましょう。

今回ご紹介したストレッチポールを、私も3年ほど愛用していますが骨盤調整だけでなく筋膜リリースなどにも使えて、とても便利です。
何より、リラックスできて気持ちいいので、ストレス解消にもおすすめです。

ストレッチポールを持っていないという方も、セルフケアできる方法はいろいろあるので以下の記事も参考にしてみてくださいね。