睡眠障害を引き起こす辛いレストレスレッグス症候群って何なの?

睡眠

「脚が気持ち悪くて眠れない」
「脚を動かしたくて我慢できない」
「脚に虫が這っているようにむずむずする」

いざ寝ようとするとこんな症状が出て、眠れなくなってしまうことはありませんか?
これはレストレスレッグス症候群と呼ばれる症状で、ひどくなると睡眠障害になってしまうんです。

レストレスレッグス症候群にかかる原因や治療法などを調べてみました!

レストレスレッグス症候群とは?

別名、むずむず脚症候群と呼ばれています。症状が出るのはだいたい夜で、ベッドに入ると脚の内側から不快な感覚が襲ってきます。脚の内側を虫が這っているような気持ち悪い感覚を覚えて、思わず脚が動いてしまったり、脚をかきむしりたくなったり叩きたくなったりします。

そして脚の不快感で眠れなくなり、睡眠障害を引き起こしてしまうのです。

私は以前この症状があり、とてもつらい思いをしました。夜、寝付きかけるとこの症状が現れるのです。脚が気持ち悪くてたまらないので、低周波治療器を足の裏に貼って、なんとMAXの強さで使っていました。それぐらいしないとあの不快感が我慢できなかったのです。

レストレスレッグス症候群の原因は?

レストレスレッグス症候群が起こる原因はなんなのでしょうか。

ドーパミンの異常

脳内の神経伝達物質であるドーパミンがうまく働かなくなり、神経の情報伝達がうまく行なわれず、症状が現れると言われています。

鉄分不足

体内でドーパミンを作るためには鉄分が必要です。なので、鉄分が不足するとドーパミンが減ってしまい、神経の情報伝達がうまく行なわれなくなるのです。

レストレスレッグス症候群が男性より女性に多いのは、女性は鉄分不足になりやすいからかも知れませんね。

カフェインやアルコール、喫煙

コ-ヒ-やお茶などのカフェイン、アルコール、喫煙は鉄分の吸収を妨げ、レストレスレッグス症候群の症状が悪化する可能性があります。

遺伝

遺伝によって症状が現れると言われています。レストレスレッグス症候群の遺伝子が見つかっているそうです。

合併症

末期腎不全、糖尿病、関節リウマチ、パーキンソン病などの病気や妊娠などが原因で起こることもあります。

レストレスレッグス症候群の治療法は?

レストレスレッグス症候群はどのように治療するのでしょうか。

薬物療法

ドーパミンの働きを改善する薬や、鉄分を補う鉄剤を使います。
基礎疾患による合併症の場合は、主治医にレストレスレッグス症候群の症状があることを相談しましょう。

生活習慣の見直し

カフェインやアルコールの摂取、喫煙を止める、減らすことで症状を抑えることができます。

運動

就寝前に軽いストレッチやマッサージを行ない、筋肉を疲れさせることにも効果があります。激しい運動は症状を悪化させることがあるのでやめましょう。

私の場合は病院へ行くこともなく、何の治療もせずにいつの間にか症状がなくなっていました。仕事が忙しく、病院へ行く時間も取れなかったんです。なので、原因は分かりません。もしかするとストレスだったのかも知れません。ストレスも貧血を引き起こす要因のひとつです。なぜなら、ストレスで胃腸の働きが低下して栄養が吸収されにくくなるからです。せっかく鉄分のサプリや鉄分が多く含まれる食事を摂っても、吸収されないと身体に蓄えられませんよね。ストレスが溜まっていると感じる人はストレスを解消することを心がけてみてください!

まとめ

  • 脚に不快感が出るレストレスレッグス症候群は睡眠障害を引き起こす
  • ドーパミンや鉄分不足でレストレスレッグス症候群になる
  • 鉄分を意識して摂取することがレストレスレッグス症候群の治療になる
  • 生活習慣を改善することで症状が和らぐことがある

つらいレストレスレッグス症候群。なぜか夜になると症状が出て、脚の不快感で眠れなくなり、疲れが取れないので日中のパフォーマンスに大きな影響を与えてしまいます。そして日中には症状が全く出ません。
私は数年前に経験して、本当につらかったです。あの脚の不快感はもう一生経験したくありませんね。