ケトジェニックダイエット中の生クリームはOK?注意することは?

ダイエット

カロリーが高いのでダイエット中には食べない方がいいというイメージがある生クリーム。含まれている脂肪もカロリーも心配ですよね。

しかし、低糖質で高脂質な食材を摂取して痩せるケトジェニックダイエット中はどうなのでしょう。

結論からいいますと、生クリームはケトジェニックダイエット中に食べても大丈夫です

ただし、気をつけることが何点かあります。どんな生クリームならOKなのか、何に気をつければいいのか見てみましょう。

生クリームとは?

生クリームの原料は牛乳です。牛乳を遠心分離機にかけると、脂肪分の多い液体と、脂肪分の少ない脱脂乳に分かれます。その脂肪分の多い液体が生クリームです。生クリームは脂質が多く含まれていて、糖質が低いので、ケトジェニックダイエットにぴったりなんです。

生クリームの種類は?

スーパーの生クリーム売り場に行くと、「生クリーム」と「ホイップ」と書かれた商品があります。違いは何なのでしょう?

生クリーム・・混ぜものを入れていない動物性脂肪のものです。

ホイップ・・生クリームの中に植物性油脂が入っているものや、砂糖などの添加物が入っているクリームのことです。パッケージに植物性脂肪と書かれています。

ケトジェニック中におすすめの生クリームは?

ケトジェニックダイエット中におすすめの生クリームは動物性脂肪のもの、つまり生クリームと書かれているものです。特に「純生クリーム」が一番のおすすめです。

>>タカナシ乳業の純生クリーム

47というのは含まれる乳脂肪分が47%ということです。乳脂肪分の含有量によって味やコクが違ってきます。

植物性のものは糖質量が多いものも多く、トランス脂肪酸を含むのでおすすめしません。トランス脂肪酸とは、悪玉コレステロールを増やして動脈硬化や心臓病を引き起こしたりする原因のひとつです。

生クリームの糖質量は?

ほとんどの商品が200mlで糖質量が3~6gですので、糖質制限ダイエットにはぴったりですね。生クリームは動物性脂肪のみを使ったもので、脂肪が含まれる量が商品によって違うため、糖質量に違いがあります。

ちなみに先ほど紹介したタカナシ乳業の純生クリームのカロリーは441kcal、含まれる脂質は47g、糖質は2.8gです。

ケトジェニック中の生クリーム

ケトジェニックダイエット用の生クリームの作り方をご紹介します。

  1. 購入の際は砂糖などが入っていない動物性脂肪の生クリームを選びます。
  2. 生クリームは冷蔵庫でよく冷やしておきます。
  3. ボウルを2つ用意し、ひとつに氷水を入れ、ひとつに生クリームを入れ、ボウルを重ねます。
  4. 冷やしながら泡立て器で空気を含ませるように泡立てます。

もちろん砂糖を使用してはいけません。甘さがほしい場合は、ラカントなどの天然甘味料を使いましょう。

「ラカント」は、古くから漢方として親しまれてきたウリ科の果実「羅漢果(ラカンカ)」の高純度エキスと、トウモロコシなどの発酵から得られる天然の甘味成分「エリスリトール」から作られた、植物由来でカロリーゼロの自然派甘味料です。砂糖と同じ甘さなので使いやすく、加熱しても甘味が変わらないので、煮炊きものをはじめ幅広いメニューにお使いいただけます。

>>SARAYAラカント

砂糖と同じ甘さでカロリーゼロなんてうれしいですよね。料理に使用するときは、レシピの砂糖と同じ量をラカントに置き換えてください。

6分立ての生クリーム

全体にとろみがついていて、とろとろした状態です。デザートソースやプリン、ババロアなどに使用します。

7分立ての生クリーム

すくうともったりしていますが、ツノが立たずにとろりと落ち、跡がゆっくりと消える状態です。

9分立ての生クリーム

すくうとやわらかいツノが立つ状態です。ケーキのデコレーションに使用します。

用途に合わせて生クリームの硬さを調節してください。

生クリームを使ったケトジェニックスイーツ

生クリームを泡立てずにそのまま入れてしまえるこちらのレシピ。面倒な泡立てをせずに生クリームが楽しめるのでいいですね。甘いものがよければ、シロップ状のラカントを入れるといいと思います。

簡単でおいしそうですよね。これで糖質が3.75gなんて驚きです。
辛いダイエット中に甘いものがどうしても食べたいとき、こんな低糖質スイーツを作れば満足感もあり、ダイエットのストレスもなくなりますね!

まとめ

  • ケトジェニックダイエット中の生クリームはOK!
  • 動物性脂肪生を使ったクリームを選ぶ
  • 甘さがほしいときはラカントなどの天然甘味料を使用する

生クリームは、低糖質高脂質の食品なのでケトジェニックダイエットにぴったりです。ただし、カロリーは高いので食べ過ぎには注意してくださいね。