瞑想中に寝てしまう理由は?眠ってしまってもいい?効果はどうなる?

瞑想

自分を客観的に見つめ直すことができ、精神状態も安定する効果のある瞑想。

そんな瞑想中に、「寝てしまった・・」「眠くなってしまう・・」という方もいらっしゃると思います。
心を落ち着けるために行っている瞑想中に眠ってもいいのか、眠ってしまうと効果はどうなるのか気になりますよね。

なので、今回は瞑想で寝てしまう理由や寝てしまうと効果はどうなるのか、眠くならない方法などを調べてみました!

瞑想とは?

瞑想とは、目を閉じて呼吸に集中し、心を落ち着かせたり、脳内をクリアにする行為のことです。静かで穏やかな気持ちで自分自身と向き合い、客観的に自分を見つめ直すことができるので、自分が今どういうことを感じているのか知ることができます。

毎日忙しく過ごしていると、日々の生活に追われてストレスが溜まっていきます。そんなとき瞑想を行なうと、自分自身と向き合う穏やかな時間を作ることができます。

負の感情を消化するためにも、瞑想を習慣にすることをおすすめします。

瞑想中に寝てしまう理由

瞑想中に行なう穏やかなゆったりとした呼吸法は、自律神経である副交感神経を活性化させて、身体をリラックスさせてくれます。すると、脳からアルファ波が出てストレスが解消されます。そして心拍が落ち着き、血圧がだんだん下がっていきます。

これが眠るときに身体に起こる反応と似ているので、瞑想中に眠くなるのは実は自然なことなのです。

下記動画でも言われていますが、瞑想中の脳波は睡眠時の脳波と似ています。なので、起きている方がむずかしいそうです。瞑想と睡眠の違いは、意識があるかどうかなんですね。

瞑想中に寝てしまうと効果はどうなる?

瞑想中に眠ってしまうことは悪いことではありません。眠ることで疲れが取れたり、睡眠不足解消ができるならいいことですよね。眠くなるなら寝てしまえばいいのです。眠ったあとに、頭がクリアですっきりした状態になっているなら、瞑想は効果的だということです。

瞑想中に眠くならない方法

眠らないようにするためには慣れやコツが大切です。最初は眠くなることがあっても、慣れていくと長時間続けられるようになります

時間を決める

最初は5分から始めてみましょう。タイマーをセットし、集中して行なってください。慣れてきたら徐々に長くしていくといいでしょう。5分の瞑想でも効果はありますので、まずは慣れるまで毎日続けてみてください。

姿勢を保つ

瞑想にはいろいろな姿勢があります。寝転んだまま行なう方法もありますが、それだと眠ってしまう可能性が高いので、座禅のように足を組んで、背筋を伸ばす姿勢をおすすめします。

目を開けて行なう

瞑想といえば目を閉じて行なうイメージがありますが、目を閉じると眠くなるなら、目を開けて瞑想を行なってもかまいません。むしろ、目を開けて行なった方が集中できる人もいます。なぜなら、目を閉じているといろいろなことが浮かんでくるからです。目を開けて何かを見つめているとそれを回避できます。

じっと見るのではなく、ぼーっと1点を見つめてください。だんだん思考が無になっていきます。キャンドルの火などのゆらぎは癒し効果があるのでおすすめです。

食事を摂らない

瞑想前にごはんを食べてしまうと、お腹がいっぱいになり、身体が食べ物を消化することに脳がエネルギー使うので眠くなります。食事は瞑想の後に摂りましょう。

睡眠を摂る

ふだんから睡眠をしっかりとって睡眠不足にならないようにしましょう。

瞑想中にするべきこと

瞑想中は、とにかく自分が今感じていることだけに意識を傾けることが大切です。まずは呼吸のみに意識を集中してみてください。

まとめ

  • 瞑想中の身体の状態は睡眠中の身体の状態と似ている
  • 瞑想中は呼吸に集中する
  • 瞑想中に眠ってしまっても悪いことではない
  • 瞑想中に眠くならないためには慣れやコツが必要

瞑想中は目を閉じてしまうので、眠くなってしまっても仕方ありませんよね。瞑想は気合を入れてやるものではないので、眠くなったら寝てしまいましょう!
慣れていくと1時間起きたまま瞑想できるようになりますよ。