瞑想を寝る前に行う効果は?雑念を取り去り心地よい眠りを!

健康 瞑想

なかなか眠れない、そんな夜を過ごしていませんか?
ストレスがたまった状態は交感神経が興奮し、寝つきが悪くなってしまいます。
そんな眠れない・寝た気がしない方には、寝る前の瞑想がおすすめです。

ここ数年で一気に身近になった瞑想ですが、実は睡眠前に行うことで様々な効果があります。
今回は寝る前の瞑想についてご紹介します!

寝る前の瞑想のメリット

  • 雑念が消える
  • 脳を休ませることができる
  • 睡眠の質が上がりぐっすり眠れる
  • 不眠症の改善
  • 時間が取りやすく習慣化しやすい

雑念が消える

人はある日は落ち込み一人で反省し堂々巡りになったり、恐怖や不安を感じたり、予定を考えたり一日で様々なことを考えています。
寝るときにこのような考え事をしてしまうと、思考にエネルギーを使い脳が覚醒状態になってしまいます。
瞑想を行うことで「今この瞬間」に集中し、そういった雑念を取り払う事が出来ます。

脳を休ませることができる

仕事やスマホを見ていると脳は様々な思考を行い休めることができません。
何も見ず、何も考えないことで気持ちを落ち着かせリラックスすることができます。

睡眠の質が上がりぐっすり眠れる

雑念が消えることでリラックスすることができスムーズな入眠をする事ができます。

深い睡眠に関する記事はこちら

不眠症の改善

日本ではあまり知られていませんが、アメリカでは不眠症の治療法として実際に瞑想が行われています。
不眠症の患者は瞑想を継続して行うことにより睡眠の質が改善され眠りにつきやすくなります。
スムーズな入眠をや途中で起きることも減るため睡眠薬の使用回数が減ります。

瞑想に薬とは違い副作用がないため安全に不眠症を治す事ができます。

時間が取りやすく習慣化しやすい

日中は仕事などでなかなか時間を取る事が出来ずに続かないという方も多いでしょう。
寝る前の少しの時間で瞑想を行うため、時間もとりやすく習慣化しやすいというメリットもあります。
瞑想は一回行うだけではあまり効果がありません。
習慣化して行くことで次第に効果が表れて長期間継続していくことで実感できるようになっていきます。

瞑想の効果を上げるための環境づくり

適切な環境づくりを行うことで、瞑想の効果をより高めることができます。

照明

照明を暗くすることで落ち着いて行う事が出来ます。
蛍光灯の光は強いので、暖色系の照明がおすすめです。

睡眠環境の理想的な温度

瞑想に集中しやすい温度は25℃前後湿度は50±5%が最適といわれています。

梅雨の時期や夏には湿度が80%近くまで上がってしまいます。
夏には、エアコンと除湿器を、冬は暖房や加湿器を使うことで簡単に作る事が出来るのでぜひ試してみてください!

瞑想は自分と向き合い集中することが大切です。
瞑想中は携帯を見たり、周りの音や話しかけられないように心がけましょう。
姿勢寝る前のベッドで寝ながらでも座って行っても問題ありません。

自分がリラックスできる姿勢で行うようにしましょう!
なお、ベッドの中の温度は、32-34℃が最適に眠れるといわれています。

無理に雑念を取ろうとしない

瞑想は色んな感情が浮かんできて雑念を取ろうとして考えないようにすることは逆効果です。
羊を思い浮かべないで下さいと言われても思い浮かべてしまいますよね?
人は考えないようにすることを脳に命令することは出来ません。

変に意識せずに浮かんだ考えを受け止め、川を流れている木の葉のように流していきましょう

大切なことは何もしないことです。
考えたり呼吸を意識し過ぎたりして、無理にリラックスしようとすることをやめましょう。
今この瞬間にいる自分を受け入れる状態を作ることです。
眠くなってしまったらそのまま寝てしまっても構いません。

寝る前の瞑想におすすめな音楽

寝る前の瞑想は焚火や波音などの音を聴きながら行うと心が落ち着き瞑想の効果を高めることができます。

焚火・波音の動画はこちら

寝る前の瞑想の方法

  1. ベッドに座る、または仰向けに寝転ぶ
  2. 手足を適度に開き肩の力を抜く
  3. 全身に力を入れ口から吐きながら体の力を抜いていく
  4. 3.を何度か行い心を整える
  5. 今体で起きていることをただ観察しその感情に寄り添う
  6. 足の先から頭の先まで体の感覚を感じる
  7. 呼吸一つひとつに注意を向ける
  8. 浮かんでくる感情を遠くから見つめ、ありのままの自分を受け入れる

参考動画はこちら

私も実際に行ってみて体の力が抜けてリラックスすることができました。
時間もコンパクトでお手軽に行えますよ!

じっくり時間をかけて行いたい方はこちら

静かなBGMでアナウンスもゆっくりなのでスムーズに今の自分に向き合うことができます。
終了後は、雑念も消え頭の中がとてもすっきりします。
時間は約40分と長めなので時間をかけじっくり行いたい方におすすめです!

まとめ

今回は寝る前の瞑想についてご紹介しました。
寝る前の瞑想を行うことで

  • 雑念が消えることで気持ちをリセットできる
  • 脳を休ませることができる
  • 睡眠の質が上がりぐっすり眠れる
  • 不眠症の改善
  • 時間が取りやすく習慣化しやすい

ぐっすり眠りたい方に寝る前の瞑想はとてもおすすめです。
睡眠の質が悪いと健康や美容はもちろんメンタルにも悪影響が及んでしまいます。
寝つきが悪いと感じたら瞑想を寝る前に行ってみてください。

呼吸に意識を向け「今この瞬間に起きていること」に意識を向けることで、雑念が消えぐっすり寝る事が出来ます。
1日の約1/3は睡眠に充てられます。睡眠の質が改善されると日々の暮らしもおおきく向上していきます。
ぐっすり寝て充実した日々を送っていきましょう!