2021/12/02

BCAAを使ってケトジェニックダイエット!その効果と注意点は?

ダイエット 健康 筋トレ

アスリートやスポーツ愛好家の間で流行している食事法の一つに、ケトジェニック・ダイエットがあります。

低糖質、高脂質の食事でケトン体をエネルギー源として利用するダイエット法で、もともとは心臓病の手術が必要な肥満者のための食事法とされていましたが、短期間で減量が出来るため一部のダイエッターから絶大な支持を得ています。

ケトジェニック・ダイエットは体重を減らすために脂肪を分解していますが、同時に筋肉の一部も分解されると言う問題があり、BCAAを摂取する事でそれらを防止します。

ケトジェニック・ダイエットとBCAA

BCAAは、ダイエットを行っている様々な人に共通して有効なサプリメントです。

BCAAは筋肉の分解を防ぐ

ケトジェニック・ダイエット中は、ふだん通りの「食事をする」ができないため、空腹時に人は筋肉を分解して、体内のアミノ酸からエネルギーを取り出すため、筋肉が減りやすい状態となります。

筋肉が減ると基礎代謝が落ちて、逆に太りやすい体になる恐れがあります。

ロイシンの摂取

タンパク質はアミノ酸に分解されます。

糖原生アミノ酸よりもケト原生アミノ酸を多く摂る必要があり、ロイシンを多く摂り入れるにはバリン、ロイシン、イソロイシンに特化したBCAAの摂取が有効です。

BCAA摂取のタイミングと量

空腹時の間食などで、5gづつを摂取すると良いと言われます。

BCAAの摂取は、ケトジェニック・ダイエットの様な組織破壊的な食事療法行っている場合の筋力低下を防止し、筋肉の分解を防止できます。
BCAAを摂取する事で体が回復するのに必要な時間を短縮できます。

BCAAのダイエット効果の参考記事はコチラ

 

 

BCAAの飲み方の参考記事はコチラ

 

 

ケトジェニック・ダイエットが効果的な理由

脂質の代謝が上がるため、エネルギー源がケトン体となると減量効果が上がります。

通常はエネルギー源として、糖質であるブドウ糖が使われます。

ブドウ糖はインスリンの過剰分泌を促し、その結果中性脂肪が上昇して体脂肪が増える事になります。

エネルギー源をブドウ糖からケトン体に移し、血糖値の上昇を抑え、体脂肪を増やすインスリンの分泌抑え、体脂肪が増えにくい状態を作り体脂肪を分解してエネルギー源とする様になるため、比較的短期間でも体脂肪が減って行きます。

参考記事はコチラ

 

ケトジェニック・ダイエットのポイント

ケトジェニック・ダイエットは難しいダイエット法で、間違った方法や長期間の継続で体の不調を招く事があります。

• ケトジェニック・ダイエットの正しい知識で
• ケトジェニック・ダイエットの正しい方法で
• ケトジェニック・ダイエットは短期間で

行うが事がポイントです。
アドバイスをもらえる公認栄養士か医師が居ると、さらに安心です。

ケトジェニック・ダイエットの注意点についての参考動画はコチラ

ケトジェニック・ダイエットのデメリット

ケトジェニック・ダイエットはデメリットも多いので、デメリットが気になる場合は糖質制限ダイエットの検討が必要になります。

体臭がキツくなる

ケトン体が体内で増える事で、腸内でガスが発生しやすくなるためケトジェニック・ダイエットの早い段階で体臭が気になる様になります。

ケトン体は甘酸っぱい匂い、腸内ガスはアンモニアや硫黄の様な匂いで、酷くなって来ると周囲に気付かれる場合もあります。

食材の制限が多い

極端に糖質を控えなければならないため、穀類を使っている食品や調味料にも気を配る必要がありますが、脂質は大量に摂る必要があります。

糖質を控えながら、脂質だけを補うのは想像よりも難しいものがあります。

リバウンドしやすい

減量しやすい反面、リバウンドもしやすいダイエット法です。

糖質を摂り始めれば体重が元に戻る事になるので、ダイエット後の食事や運動が重要になります。

健康に害が出る可能性がある

脂質を大量に摂るため代謝が追いつかず、人によっては健康を損なう場合があります。

• 脂質異常
• 動脈硬化
• 心筋梗塞
• 脳梗塞

などを起こす事が考えられます。

ケトジェニック・ダイエットのメリット

デメリットも多い反面、メリットもあります。

短期間で大幅な減量が出来る

ケトン体を利用出来ると、体脂肪だけでなく筋肉も分解してエネルギーを生産し始めるため、短期間で大幅な減量が期待できます。

ケトン体を使うサイクルが上手く作用すると、面白いほど体重が落ちます。

参考動画はコチラ

痩せ体質になれる

• 体脂肪を使ってエネルギーを生むため
• インスリンの分泌が抑えられるため体脂肪が増えない

ので、食べても太りにくい体に近づけます。

お腹いっぱい食べられる

人のエネルギー源になる栄養素は糖質、タンパク質、脂質があり、糖質は消化が早くお腹が空きやすい特徴がありますが、脂質やタンパク質は消化に時間が必要で、お腹が空きにくく満足感を得られます。

ケトジェニック・ダイエットの食事に関する参考動画はコチラ

まとめ

• ケトジェニック・ダイエットは短期間で減量効果を得られる
• BCAAを使うと筋力低下と筋肉の分解を防止できる
• ケトジェニック・ダイエットはメリットも多い反面デメリットも多い

短期間で大幅な減量が可能なケトジェニック・ダイエットですが、メリットも多い反面デメリットも多いダイエット法です。

BCAAなどのサプリメントを上手く使う事で、ケトジェニック・ダイエットを進められますが、健康を損なっては本末転倒でもあります。

無理をせず、低糖質ダイエットを検討する事も大事です。

ケトジェニック リバウンド

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