ケトジェニック!!ケトン体で生活習慣病予防とダイエットを実感
「ケトジェニック」という言葉を聞いたことはありますか??
ダイエットに関心のある方は、何度か見た・聞いたことがある人も多いと思います。
ケトジェニックとは「糖質制限」を行うことで、体内の「ケトン体」を増やして、健康的な生活を送ろうというものです。
本記事はshiromaさんに実際に体験して頂いたものを、記事にしました~
ぽっちゃり体形の筆者(34歳 165㎝ 78Kg)も実践して、2週間で4キロの減量に成功しました。今までは、ジョギングやきつい運動を行ってやっと体重を落とせるといった感じでしたが、朝食をバターコーヒーに変え、昼食を抜くだけで、今まで通りの生活を送っていて、こんなに簡単に4キロの減量ができるとは正直、驚きました。
「きつい運動をやっていないのに体重が落ちてる!!」
毎日、仕事から帰って体重計を見るのが楽しみでした。
今まで、様々なダイエットを行って、「自分には根性がない」「運動がきつくて続かない」と断念した経験がある方へお勧めします。根性や、きつい運動は必要ありません。
この記事は、筆者が行ったケトジェニックを手楽に行える「バターコーヒー」について、また「ケトジェニック」や、「ケトン体」とはどういうものなのか?について紹介しています。
自分の体を理解して、行動を起こせば必ず望む結果を得ることができます。
「ケトジェニック」の考え方を理解して、日々の生活を生き生きと過ごしていくヒントをあなたに。
もくじ
手軽にケトジェニックを行うならまずは、
これ!!バターコーヒー
ケトジェニックを行う上で、積極的に食べるもの、食べるのを控えるもの等ありますが、基本は
「糖質を制限し、ケトン体をエネルギーとして利用する状態に体を持っていく」
ことです。
手軽にする行う方法として「バターコーヒー」をお勧めします。
朝食をバターコーヒーに置き換えるだけで、楽にケトジェニックダイエットを行うことができます。
作り方は過去に記事を書いているので見て欲しいと思います。
ダイエットにはこれ!今話題のバターコーヒーと簡単レシピ紹介
バターコーヒーの作り方を簡単に説明すると、次の3つが材料になります。
・コーヒー
・グラスフェッドバター
・MCTオイル
この3つを混ぜ合わせて、朝食の代わりにとることで、脂質を制限し脂肪を燃焼する効果が期待できます。それぞれの効果は
- コーヒーに含まれるカフェインには、脳を活性化させる効果、脂肪の燃焼を高める効果があります。
- バターには、脂肪がたっぷり含まれているので、レプチン(満腹ホルモン)が大量に分泌されることで、満腹感を感じて過剰な食欲を抑えることができる。
- MCTオイルは、普通の植物油よりも体脂肪がつきにくく、体内の「脂肪」をエネルギーとしての消費を促進する効果がある。
※実際に2週間、筆者がやってみたケトジェニックの方法は
朝食:バターコーヒー
昼食:無し
夜食:普通の食事(ご飯は少なめ)
この方法で、2週間で4キロ減量に成功しました。実際にやってみて
- 普段かなり多くの糖質をとっていたこと
- 必要以上にエネルギーをとっていたこと
- 体は必要以上にエネルギーを取ろうとさせる為、自分で自分の食欲をコントロールすることが大切
- 食べたいという食欲がなければ、昼ご飯を抜くのは簡単
4つのことに気が付きました。
バターコーヒーを飲むと、不思議な満腹感があり、食べたいという食欲がわかないので昼食を抜くことをストレスなく行うことができました。
体感として1日200グラムくらい体重が落ちている感覚でした。日々落ちていく体重をみていると達成感がありました。
ケトジェニックとは??
「ケトン体を体内で作り出して、それをエネルギー源として働かせている状態」のこと
つまり、糖質制限をすることで、糖質の代わりにケトン体をエネルギー源として使用している状態のことをいいます。
糖質、ケトン体など、分かりずらい単語が出てきたので順に説明します。
私たち体のエネルギー源は、大きく分けて3つあります。
- 糖質(炭水化物)
- タンパク質(肉・魚・卵)
- 脂質(油・バター)
それぞれ消化・吸収されて、
糖質とタンパク質はブドウ糖として、脂質はケトン体と呼ばれる物質になって、体のエネルギー源として消費されます。
体にはブドウ糖とケトン体をエネルギーとして使用する2つの回路があります。
たとえるなら、ハイブリットカーのようにガソリンと電気の2つのエネルギーが備わっているということです。
通常は、炭水化物から得られるブドウ糖をメインのエネルギー源として使用していて、ブドウ糖が無くなると、ケトン体をエネルギー源として使用するようになります。
エネルギー源の使いやすさは、
- 糖質 (ブドウ糖)
- 脂質 (ケトン体)
- タンパク質 (ブドウ糖)
繰り返しになりますが、ケトジェニックとは、「糖質制限をすることで体内の糖質由来のブドウ糖を減らし、ブドウ糖の代わりにケトン体をエネルギー源として使用」している状態のことをいいます。
ケトジェニックのメリット
もっとも大きなメリットは、ダイエット効果があるということです。
他にも様々なメリットがあります。
- ダイエット効果
・・・異常な食欲を抑えられ、脂肪が分解されケトン体として消費されるため体重が減っていく。 - 体調の改善
・・・血糖値の乱高下がなくなるため、集中力がまして、ストレスに強くなる。 - アンチエイジング
・・・ケトン体に含まれるβーヒドロキシル酸がアンチエイジング酵素群を活性化させる。 - 生活習慣病の予防
・・・糖質制限することで、血糖値が安定して糖尿病を予防・改善することができる。
ケトジェニック中の食生活の基本
ケトジェニック体質になるために食生活が最も大切です。基本は、砂糖を使った飲み物やお菓子、ご飯、パン、麺類などの炭水化物を避ける糖質制限を行います。逆に、タンパク質、脂質を多くとるような食事を目指しましょう。
- 毎日とりたい
肉・魚・卵・大豆製品・葉野菜・キノコ・海藻類・えごま油(オメガ3系脂肪酸)・ココナッツオイル(中鎖脂肪酸) - 適度であればとってもいい
クルミやアーモンド、ナッツ類・オリーブオイル(オメガ9脂肪酸)・根菜類・いも類・乳製品 - できるだけ避ける
米・小麦・サラダ油(オメガ6系脂肪酸) - 避ける
菓子・清涼飲料水・砂糖
詳しくは、「いちばんやさしいケトジェニックの教科書 白澤卓二著」を見て欲しいと思います。分かりやすく丁寧に説明されていました。
ケトン体が生活習慣病を予防する
現代の食生活は、ご飯やパン、めん類を中心とした糖質をエネルギー源としています。この糖質中心の食生活が肥満や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病の発生に大きくかかわっていることが、様々な研究であきらかになっています。
生活習慣病は糖質の取りすぎが原因だと言われています。つまり、糖質の代わりにケトン体をエネルギー源として使用することで、生活習慣病の予防ができるということです。
人類の歴史を見てみると、人類が糖質をエネルギー源として使用し始めたのは、稲作などの穀物を栽培する農耕が始まった1万年前からです。それ以前は、山や森、川、海で動物や魚を狩猟し、木の実や果実を採集することで生活をしていました。
つまり、主なエネルギー源は動物や魚、木の実などに含まれる脂質やタンパク質だったといえます。
人類はもともとケトジェニックな生活を送っていたと、考えられています。
ケトン体とは
ブドウ糖(糖質)は、中学校や高校の教科書で聞いたことがある人が多いと思います。ご飯を食べると甘く感じるあれです。しかし
ケトン体??
ほとんどの人が聞いたことがない単語だと思います。ここでは、ケトン体について説明を行います。
ケトン体とは、アセト酢酸、βーヒドロキシ酪酸、アセトンの総称のことを言います。エネルギー源として利用されるのはβーヒドロキシ酪酸になります。
脳のエネルギーとして利用できるのは、ブドウ糖だけだと考えられていましたが、最近の研究でケトン体(βーヒドロキシ酪酸)も脳のエネルギーとして利用されていることが分かってきました。また、アルツハイマーなどの予防に効果があると報告する研究もあります。
ケトン体の原料は、脂質が分解吸収されてできた脂肪酸です。
そう!!みんなの体に蓄えられている、あのダイエットの敵である脂肪です。
この脂肪酸が肝臓で分解されることによって、ケトン体が作られ体のエネルギーとして使用されます。つまり、
ケトン体をエネルギー源として使う = 脂肪を燃焼させる
ということになります。
まとめ
- バターコーヒーが手軽に行えるケトジェニックの第一歩
- ケトジェニックとは、糖質制限を行い、ケトン体をエネルギーとして利用している状態
- 糖質制限を行うことで、血糖値が安定することで、生活習慣病の予防につながる
- ケトン体は、ブドウ糖と同じように脳のエネルギーとして使用することができる
- ケトン体は、脂肪を分解して生成されるため、ケトン体をエネルギーとして消費することで体重を落とすことができる
体がどのようにエネルギーを使っているかを知ることで、自分の食生活を見直すきっかけになるのではないでしょうか?
ダイエットだけではなく、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果も期待できる「ケトジェニック」試してみてはいかがでしょうか。
まずは、バターコーヒーから!!
運動無し!2ヶ月で10キロ痩せたバターコーヒー置き換えダイエット – HunnyGoodLife
運動を全くしないで、簡単に痩せれるダイエットないかな~と思う方はたくさんいると思います。 運動もしない、食事制限もしないで簡単に!みたいな方法は胡散臭いですが、 実際に私が2ヶ月で10キロ痩せた方法をご紹介します! 2ヶ […]