知って差を付けろ!ジムで行うダイエットメニューの順番にある秘密
ジムでのダイエットを効果的に進めるメニューの順番には、ワケがあります。それを理解してトレーニングすることが、目標達成への近道になります。
一緒にダイエットトレーニングのなぜを解決して、理想の肉体を手に未来の健康ライフをつくりましょう。
もくじ
なぜ、ジムでダイエットをするのか
多くの人はダイエットに運動をしていると思いますが、一人で行うとその方法には限界がありますし、本当に正しいのか不安になり継続しずらいです。その不安を取り払ってくれるのがジムを利用したダイエット。
ジムは設備や筋トレのための豊富な器具がそろっているので、自然に効率よく全身を鍛えられる環境になっていますし、天気に左右されることなく適切なトレーニングを計画的に行うことができます。
ただ、もっとダイエットの成功率をあげたいのであれば、いまやっている運動が筋肉や体脂肪にどのように影響しているのか、知ることをおススメします。
知識やトレーニングを正しく理解することで、ジムを無理なくダイエットを成功させる最強の味方とすることができます。
ダイエットメニューの順番には理由があった
ジムでダイエットをするためのメニューは以下の順番になっています。
- 準備運動
- 無酸素運動
- 有酸素運動
- 整理運動
この順番には理由があります。
最初は準備運動で予防と効果アップ(約10分)
トレーニングを行う前に5分程度ストレッチをすることで、怪我の予防と、筋肉の動きをよくし、関節の可動域を広げることができます。
また、身体を大きく動かせるように準備することで、その後の運動効果を上げます。
ストレッチが終わったら、ウォーミングアップとして5分程度「エアロバイク」をおススメします。 下半身の大きな筋肉を動かせるので、トレーニング前の準備を本格的に行えます。
また、音楽を聴きながらやスマホを見ながらでも使用できるので楽しみながら鍛えることができます。
準備運動の次は無酸素運動で基礎代謝のアップ(約30分)
無酸素運動とはマシンやダンベル、バーベルなどを使ったり、自分の体重を利用した筋トレを言います。
無酸素運動を行うと筋肉量が増えて、基礎代謝が上がるので、エネルギーをより消費できるようになります。
また、部位ごとに負荷をかける筋トレを取り入れることで、メリハリのある体を作ることができます。
無酸素運動後の有酸素運動で効果的に中性脂肪を減らす(約30分)
無酸素運動よって分泌されたアドレナリンや成長ホルモンは、「リパーゼ」と呼ばれる脂肪分解酵素の分泌を促します。
このリパーゼによって分解された中性脂肪は、遊離脂肪酸となって血液中に放出され、エネルギーとして使用されます。
仕上げは整理運動でクールダウン(約5分)
整理運動は最後に行うストレッチをいいます。この時のストレッチの必要な理由は次のとおりです。
- 筋肉内に留まっている血液を心臓に戻し、脳などに必要な血液を確保するため。
- 運動直後の伸縮性、柔軟性が低下した筋肉を保護するため。
- 筋肉痛の原因となる疲労物質(老廃物)を除去するため。
具体的なメニュー例
ジムで週2回のトレーニングの場合
- 【準備運動1】ストレッチ(5分)
- 【準備運動2】エアロバイク(5分)
- 【無酸素運動】筋トレ(30分)
- 【有酸素運動】ランニングマシン(30分)
- 【整理運動】ストレッチ(5分)
筋トレメニューの順番にも秘密があった
無酸素運動の筋トレにも、効果を上げるために鍛える順番があります。
筋トレの順番は、「大きい筋肉から小さい筋肉へ」が基本です。
下半身の筋肉は体全体の約70%の筋肉が集まっており、大きい筋肉は下半身に集中しています。なので「下半身から上半身へ」と覚えてもよいでしょう。
大きな筋肉から筋トレをすべき理由は、次の3つが挙げられます。
- 大きい筋肉から鍛えることによって、小さい筋肉は意識的に筋トレをしていなくても、同時に鍛えることができる。
- 大きい筋肉を鍛えるには、小さい筋肉を鍛えるよりも体力が必要になるので、余裕がある序盤に大きい筋肉を鍛える。
- 筋トレは終盤になるにつれて疲労が溜まり、集中力が下がるので、序盤に大きい筋肉を鍛えた方が効果的。
筋トレのメニュー例
- 【レッグプレス】(下半身の)大腿四頭筋と大殿筋を鍛える~約10分
- 【アブドミナルクランチ】(お腹の)腹直筋を鍛える~約10分
- 【チェストプレス】(胸の)大胸筋と(腕の)上腕三頭筋、(前肩の)三角筋を鍛える~約10分
負荷は上げ下げを5回するのが限界な重さで、5セットを行います。
徐々に筋力が上がって1セットが8回くらいできるようになったら、負荷を増やしていきましょう。
こちらにトレーニングメニューの参考記事があります
ジムでダイエットに成功するための利用頻度にはこんな理由があった – HunnyGoodLife
ジムをダイエットのために利用する時の頻度には、きちんとした理由があることを知りました。 もしかしたら、「トレーナーの指示で」「なんか週〇回って聞いたから」「コースにそうやって書いてあったから」で決めてませんか? は […]
まとめ
- 継続してトレーニングを行いやすい環境のジムは、ダイエットに最適
- 無酸素運動(筋トレ)→有酸素運動(ウォーキングやエアロバイク、水泳)で、筋肉量を減らさず脂肪を落とすことができる
- 筋トレは大きな筋肉から鍛えることで、ダイエット効果を得やすい
ジムで行うダイエットは、正しい知識と正しいトレーニングを理解し実行することで、その効果を早く出すことができます。
また、ただ痩せるのではなく、引き締まった美しい肉体を手に入れるためには、ぜひジムに通ってトレーニングすることをおススメします。