EAAには副作用が出る事がある?!その種類と回避方法を解説

サプリ 健康 筋トレ

EAAは、9種類ある必須アミノ酸を含むサプリメントの事です。

必須アミノ酸は人の体内で合成できないため、食事で補給したりサプリメントで補う必要があります。

EAAを手軽に補給できるサプリメントは便利な存在ですが、EAAの摂り過ぎると副作用が出る事があり、EAAを飲む時には注意すべき点回避方法があるんです。

EAAの副作用

EAAは、摂り方によって副作用が出る事があります。

ねこ
ねこ
え?!EAAって副作用があるの?

下痢を起こす事がある

EAAはタンパク質を分解する工程が不必要で、吸収が必要の早いという特徴があります。

アミノ酸は消化の必要がないため、胃から小腸への移動時間も短いので大量摂取により小腸内のアミノ酸濃度が一気に上がり腸内に水分が引き込まれてお腹が緩くなる浸透圧性の下痢を起こす事があります。

浸透圧性の下痢は、小腸内のアミノ酸濃度が下がれば治まります

例えば、筋トレ一回当たりのEAAの摂取量を15gとした場合に、筋トレのインターバルごとに10回に分けて飲むなど工夫すると、浸透圧性の下痢は回避可能です。

浸透圧性の下痢に悩まされている方はコチラの動画を参考にしてください

EAAの過剰摂取による影響

EAAは、摂り方によって体に影響が出る事があります。

非必須アミノ酸が不足する可能性

非必須アミノ酸は人の体内で合成できるアミノ酸ですが、体内で非必須アミノ酸を作るために必要な成分が不足すると、非必須アミノ酸を合成できなくなります

体内の非必須アミノ酸が少ない所に必須アミノ酸のEAAが一気に入って来ると、体内のアミノ酸の合成は盛んになりますが、タンパク質の分解やアミノ酸の合成に必要な酵素が不足するなどして、不調を起こす可能性があります。

非必須アミノ酸には体をつくる重要な役割があり、不足すると思考力の低下疲れやすくなる気力の低下と言う影響が出る事があるので、プロテインを併用するなどして必須アミノ酸と非必須アミノ酸を適度にバランス良く摂る様にしてください。

寝つけなかったり気分がすぐれないと感じる可能性

EAAには、必須アミノ酸の一部であるBCAAも含まれ地ます。

BCAAには、気持ち落ち着かせたり安定させる働きがある必須アミノ酸のトリプトファンが、脳内に取り込まれるのを阻害する作用があります。

体内のBCAAの濃度が高いと寝つけなかったり、何となく気分がすぐれない様に感じる、と言う状態に陥る可能性があります。

製品ごとの用法と用量を守りEAAを正しく摂取する事で、これら状態は回避が可能です。

夜に寝付けないのは困るよねぇ。
くま
くま

飲み始めに頭痛や動悸が出る可能性

体内のアミノ酸が少ない状態でEAAが一気に取り込まれると、血管収縮や血流の変化によって頭痛や動悸などが起きる可能性があります。

急激な大量摂取を避ければ、頭痛や動悸を起こす事はありません

必須アミノ酸は、食事やサプリメントで補うしか体内に取り込む方法がありません。

摂取の偏りや過剰摂取には注意が必要です。

EAAの副作用と過剰摂取よる影響の回避方法

EAAは、必須アミノ酸として筋肉や体を作るために摂りたいサプリメントです。

副作用と過剰摂取には、回避方法があります。

一度に飲まない

EAAは一回分を一度に摂取すると下痢を起こしたり頭痛を起こす事があるので、10~15gと言う一回分の摂取量を数回に分けて少量ずつ時間を開けてと飲むようにします。

一回の筋トレが60分くらいの場合は、筋トレ前から筋トレ中にかけて水分補給のタイミングで、3~4回に分けてゆっくりと飲み、頭痛や下痢を起こす事態を回避します。

製品ごとの用法用量を確認する

製品によってEAAが配合される比率が異なるので、パッケージなどに記載された成分量を確認し、用法と用量を守る様にしましょう。

必須アミノ酸としてのEAAは人の体に必要ですが、たくさん摂れば効果が出るものではありません。

急に大量に摂らずに、製品ごとに決められた量を守り少しずつゆっくりと飲むようにしてください。

製品ごとの用法と用量を必ず守って下さい。

参考記事はコチラ

 

 

 

まとめ

  • EAAは必須アミノ酸ですが過剰摂取で副作用が出る場合がある
  • 製品ごとの用法と用量を守る事が大切
  • EAAは一気に大量に飲まずに複数回に分けて少しずつ飲む

EAAは必須アミノ酸でサプリメントなどで補給する必要がありますが、たくさん摂れば効果が上がる…というものでもありません。

適量を守って、ご自身の体調を維持しながらEAAを役立ててください。