2021/12/17

EAAを飲むタイミングを知ってトレーニングや運動効果をアップ!

サプリ 健康 筋トレ

フィットネスや筋トレやをする人たちに、注目されているサプリメントの一つにEAAがあります。

筋肉増強、筋肉の分解を抑える、疲労感の軽減などの効果がありますが、EAAを飲むタイミング、プロテインとの併用によって、さらに良い効果が得られます。

EAA摂取のおススメのタイミング

EAAを飲むのに良いタイミングは運動の時、就寝前以外のふだんの生活の中にもあって、日々の習慣としておススメしたいのが、起床直後です。

起床後のEAA

睡眠中は水分やエネルギーの補給が出来ないため、起床時の体は飢餓状態に陥っています。

アミノ酸の血中濃度も低い状態で、この飢餓状態が長く続くと血中アミノ酸濃度を維持するために体は筋肉を分解します。

血中アミノ酸濃度は朝食を摂る事で徐々に上昇しますが、食事に含まれるタンパク質が消化、分解され、アミノ酸として吸収されるまでには1～2時間が必要で、朝食だけでは筋肉の分解を抑え切れません。

EAAは吸収速度が早いので、血中アミノ酸濃度を急上昇させ筋肉の分解を抑える効果を期待できるため、起床して朝食の前にEAAを摂取する事がおススメです。

参考動画はコチラ

一緒に水分補給

EAAのサプリメントにはパウダータイプとタブレットタイプがありますが、起床時は吸収が早く水などに溶かして飲むパウダータイプが水分補給も同時にできておススメです。

EAAの摂取で必須アミノ酸の血中濃度を上げて、水分補給もして朝食を摂ります。

就寝前にプロテインとEAA

EAAはプロテインと比べて体に吸収される速度が早く、摂取後約30分で吸収されて血中アミノ酸濃度のピークを迎えますが、アミノ酸濃度は2時間くらいで摂取前と同じレベルに落ちてしまいます。

睡眠中の血中アミノ酸濃度を維持したい時は、EAAの摂取と同時に消化や吸収が穏やかなプロテインの摂取がおススメです。

休息にも役立つ

EAAに含まれる必須アミノ酸の一つのトリプトファンは、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの原料になります。

セロトニンには、自律神経の働きをと整えて気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。

トレーニング後は、副交感神経を優位にさせて休養する事も大切で、就寝前のEAAの摂取は栄養補給と共にリラックス効果も得られます。

プロテインとEAAを併用

ホエイプロテインは、消化と吸収速度から血中アミノ酸濃度が上昇するのに1時間くらいは必要です。

ソイプロテインは吸収速度が遅いため、速やかにタンパク質を摂りたい場合には不向きでしょう。

EAAとプロテインの吸収速度

EAAはもともとアミノ酸の形となっているため、摂取後30分ほどで効果を発揮すると言われるくらい吸収速度が早い事が特徴ですが、プロテインは胃腸で分解されてアミノ酸になるため、EAA比べてと吸収速度がゆっくりとしたものになります。

プロテインの消化、吸収までのタイムラグを埋めるのがEAAです。

EAAの飲み方の参考記事はコチラ

EAAとプロテインの飲み分け

EAAとプロテインを比べると、成分の吸収速度と飲むタイミングで働きに違いがあります。

就寝直前にプロテインを飲むと、消化のために胃腸に負担をかけ睡眠の影響する場合があります。

睡眠中は多くの成長ホルモンが分泌されますが、そのピークは就寝してから30分～3時間後と言われています。

プロテインが消化、吸収される時間から逆算して就寝の30分前くらいにプロテインを飲んでおくと、成長ホルモンの分泌のピークにタイミングが合わせられます。

それぞれの特徴を掴んで上手く飲み分け併用する事で、各サプリメントの効果を最大限に受ける事ができます。

EAAの参考記事はコチラ

睡眠中の血中アミノ酸濃度を維持

プロテインとEAAを併用する事で、睡眠中も血中アミノ酸濃度の維持が可能となり、トレーニングした体に素早くアミノ酸を届けるためにも、就寝前にEAAを飲んでおくのはおススメです。

まとめ

• EAAとプロテインの併用でさらに良い効果が得られる
• EAAは就寝前の摂取もおススメ
• EAAは起床直後の摂取もおススメ

EAAとプロテインの吸収速度の違い、特徴を知って併用する事でさらに良い効果が得られます。

就寝前と起床直後のEAAの摂取で血中アミノ酸濃度を維持し、トレーニング効果、運動効果を上げてください。

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